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同じ「寛永通寳」の文字なのに、大きさも色も裏の模様もバラバラ。並べてみて、『これって全部同じお金なの?』と首をかしげた方も多いはずです。
結論から言うと、寛永通宝の種類は「裏の模様」「色(素材)」「作られた時期」の3つで大まかに分けられます。この記事を読めば、手元の寛永通宝を自分で仕分けて、どれを詳しく見てもらえばいいかが分かります。
寛永通宝が何十枚かあって、裏に文字がある物、波がある物、何もない物が混ざっています。種類の見分け方を知りたいです。
その3つの違いが、まさに種類を分ける第一歩なんです。まずは裏の見た目ごとに分けて、そのあと色で分けると整理しやすくなりますよ。
寛永通宝の種類は「分け方」を知ると整理できます
寛永通宝は、1636年から幕末まで長く作られた銭です(貨幣博物館)。作られた時期も場所も素材も違うので、種類がとても多くなりました。
細かい書体まで数えると、専門家でも図録と見比べて判断するほどです。ただ、大きな分け方だけなら、誰でも見当をつけられます。
- 額面で分けると、一文銭と四文銭の2つです。
- 素材で分けると、銅銭・鉄銭・真鍮の四文銭などがあります。
- 時期で分けると、古寛永と新寛永という呼び方があります。
- 細かい書体の違いは、カタログや専門の査定士に任せるのが確実です。
まずは手元の物を「裏」と「色」で分けるところから始めてみましょう。そこまでできれば、種類の当たりはかなりつきます。
裏の模様で見分ける寛永通宝の種類
一番分かりやすいのが、裏返して見る方法です。知恵袋でも「裏に文字がある」「裏に波がある」という相談がとても多いんですよ。
| 裏の見た目 | 考えられる種類 | 次に見るところ |
|---|---|---|
| 何もない | 一文銭(たくさん残っている種類が中心) | 表の文字の形、色 |
| 「文」「元」などの文字が1つ | 一文銭の中で、裏の文字で分けられる種類 | どの字か、表の書体 |
| 波の模様 | 四文銭(1768年から作られた) | 波の数、色が黄色っぽいか黒っぽいか |

裏に何もない寛永通宝
裏に模様のない物は、一文銭であることが多く、数も多く残っています。とはいえ、表の書体が珍しい物も中にはあるので、まとめて見てもらう価値はあります。
裏に文字がある寛永通宝
裏に「文」や「元」などの字が1つ入った物があります。裏の字は、細かい種類を見分ける時の手がかりになります。
『裏に字があるなら、珍しい物なのでは』と期待したくなりますよね。ただ、裏の字だけで種類や値段が決まるわけではありません。表の書体と合わせて見る必要があるので、ここは査定に任せる部分です。
裏に波がある寛永通宝(四文銭)
裏に波の模様がある物は四文銭です。1768年に真鍮で作られたのが始まりで、1枚で4文として使われました(貨幣博物館)。
波の数を数えて「11波」「21波」と呼び分けることもあります。波の数は種類を分ける目印の1つなので、写真を撮る時は裏もはっきり写しておきましょう。
色で見分ける:銅銭・鉄銭・真鍮の四文銭
裏で分けたら、次は色を見てみます。素材が違うと、見た目の色や錆び方がかなり変わるんです。
| 素材 | 作られた時期(貨幣博物館) | 見た目の傾向 |
|---|---|---|
| 銅銭 | 1636年の発行当初から | 赤茶色〜こげ茶色 |
| 鉄銭 | 1739年から。その後は鉄銭が中心に | 黒っぽく、赤い錆が出やすい |
| 真鍮の四文銭 | 1768年から | 黄色っぽい色 |
| 鉄の四文銭 | 幕末から明治にかけて大量に | 黒っぽく、裏に波 |
『黒くて錆びているから、価値がないのかな』と思うかもしれません。でも、鉄銭はもともと黒っぽい色なので、錆びているだけで捨てるのはもったいないですよ。
色が分かりにくいからと、こすったり洗ったりするのはやめておきましょう。
バイセルの公式FAQでは、薬液や磨き粉で洗うとかえって傷がつき、価値が大きく下がると案内しています。
古寛永と新寛永の見分け方
寛永通宝は、作られた時期によって「古寛永」と「新寛永」に分けられます(なんぼや公式の説明)。新寛永の種類を知りたい、という方も多いですよね。
古寛永の中でも「二水永」は、特に希少性が高いとされる種類です。ただ、古寛永と新寛永の違いは主に文字の書体で、慣れないと見分けるのはなかなか難しいところです。
写真を見比べてみたんですが、どれも同じに見えてしまって。
それが普通ですよ。書体の違いはとても細かいので、専門の査定士やカタログに任せるのが確実です。自分では裏と色で分けるところまでで十分ですよ。
日本貨幣商協同組合が出している「日本貨幣カタログ」には、和同開珎から最新の記念コインまで、日本の主な貨幣が載っています。
2027年版は2026年11月6日発売で、定価2,420円(税込)です。組合の加盟店や書店で買えると案内されています。
寛永通宝の種類ごとの価値と見分け方チェック
種類が分かると、次は価値が気になりますよね。寛永通宝の相場を数字で出している公的機関はありません。
買取福ちゃんの公式コラム(2026年3月21日掲載)では、島屋文が10万円〜30万円、二水永が数千円〜5万円、松本銭が数百円〜1万円という相場帯が紹介されています。同じ寛永通宝でも、種類によってこれだけ幅があるんです。
一方で、広く流通した種類は控えめな査定額になる場合もあると、バイセルの公式FAQにあります。種類の一覧を見て期待しすぎず、手元の物がどれかを査定で確かめるのが近道です。

- 裏に何もない物・文字がある物・波がある物の3つに分けた
- それぞれを、赤茶色・黒っぽい・黄色っぽいの色で分けた
- 文字がくっきりした物、形がきれいな物を別にした
- 表と裏の両方を、明るい場所で写真に撮った
- 磨いたり洗ったり、紐に通し直したりしていない
ここまでできたら、仕分けた状態のまま買取店で査定を受けましょう。お店では「裏の模様ごとに分けてあります」と伝えると、話が早く進みます。
穴銭の扱いはお店によって違い、大黒屋は穴銭を買取対象外と公式に案内しています。持っていく前に、寛永通宝を見てもらえるかを電話で確かめておくと安心です。
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古銭・古いお札の価値を査定で確かめる
寛永通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、旧紙幣、エラーコインも、まとめたまま査定してもらえます。磨かずにそのまま持ち込めばよく、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する古銭の買取価格は種類と状態で変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。
寛永通宝の価値の決まり方は寛永通宝の価値で、珍しい種類の特徴は寛永通宝のレアな物と本物の見分け方で詳しく紹介しています。寛永通宝以外の古銭が混ざっていたら、種類別の古銭の価値の目安もあわせて見てみてください。
寛永通宝の種類について、よくある相談
知恵袋に寄せられている、寛永通宝の種類の相談を要約して答えますね。
どこで、いつ作られた物か知りたい
寛永通宝は、作られた時期や場所によって書体や裏の字が違います。ただ、1枚ごとの鋳造地や年代を特定するのは、図録と細かく見比べる専門的な作業です。
写真で調べてもしっくりこない時は、無理に自分で決めず、査定の時に「いつ頃の物か分かりますか」と聞いてみてください。
裏が11波の四文銭は、何年くらいの物?
裏に波がある物は四文銭で、1768年以降に作られた物です。真鍮で黄色っぽければ初期からの真鍮四文銭、黒っぽければ幕末から明治にかけて大量に作られた鉄の四文銭の可能性があります。
波の数だけで年代は決まらないので、色と書体も合わせて見てもらいましょう。
画像検索で同じ文字が出てこない
寛永通宝の書体はとても種類が多いので、画像検索で同じ物が見つからないのはよくあることです。「寳」が崩れて見えて、別の字に読めてしまうこともあります。
一致する画像が見つからなくても、それだけで珍しいとは限りません。そのまま査定に出して、種類を教えてもらうのが確実です。
よくある質問
寛永通宝の種類はいくつありますか?
書体や鋳造地まで含めると非常に多く、ひとつの数で言い表すのは難しいです。大きく分けると、一文銭と四文銭、銅銭・鉄銭・真鍮銭、古寛永と新寛永という分け方があります。
寛永通宝の裏にある「文」の字は何ですか?
裏の文字は、一文銭の細かい種類を見分ける手がかりの1つです。どの種類に当たるかは表の書体と合わせて判断するので、査定で確かめてください。
寛永通宝の価値の見分け方で、まず見るところは?
裏の模様と色です。そのうえで、文字がくっきりしているか、錆や欠けがないかを見ます。珍しい書体や母銭かどうかは、専門の査定士に見てもらいましょう。
寛永通宝の種類の一覧は、どこで見られますか?
日本貨幣商協同組合の「日本貨幣カタログ」など、専門のカタログで確かめられます。
まとめ
- 寛永通宝の種類は、裏の模様・色(素材)・作られた時期の3つで大まかに分けられます。
- 裏に何もない物と文字がある物は一文銭、波がある物は四文銭です。
- 銅銭は赤茶色、鉄銭は黒っぽく、真鍮の四文銭は黄色っぽいのが目安です。
- 古寛永と新寛永の書体の違いは細かいので、カタログや査定士に任せましょう。
- 仕分けたら磨かずにそのまま、穴銭を扱うお店で査定を受けると価値が分かります。






