当サイトの記事は、造幣局・日本銀行・貨幣博物館・財務省・国税庁など公的機関の情報、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。買取店の参考価格は記事執筆時点の公式表記で、日々変わります。
実家の押し入れから、古銭が段ボール一箱分も出てきました。量が多すぎて、どこから手をつければいいのか分かりません。
一枚ずつ調べなくても大丈夫です。まずは大まかに分けて、まとめて見てもらう段取りを考えましょう。
古銭が大量に出てくると、捨てるわけにもいかず困ってしまいますよね。
結論から言うと、大量の古銭は「ざっくり分ける、そのまま持ち出す、まとめて査定に出す」の順で進めるのがいちばん楽です。この記事では、仕分けの手順と、まとめて売る時に確かめることを順番に紹介します。
大量の古銭、まず何から始める?
『全部の価値を調べてからでないと売れない』と思い込んでいる方も多いはずです。
実は、一枚ずつの値段を自分で調べる必要はありません。量が多い時ほど、最初にやるのは「調べる」より「分ける」なんです。
今も使えるお金を抜き出す、残りを種類ごとに袋分けする、数と見た目をメモする。この3つで、査定の話がぐっと早くなります。
最初の30分は、次の順番で手を動かしてみてください。
- 新聞紙や布を広げ、箱の中身をそっと出す
- 硬貨とお札を分ける
- 硬貨を「今も使えるお金」と「それ以外」に分ける
- それ以外を、穴の開いた銭・明治〜戦前の硬貨・外国のお金に分ける
- 袋ごとに、だいたいの枚数と気づいたことをメモする
例えば、祖父の遺品から缶が5つほど出てきた人の場合です。缶を開けて全部を混ぜてしまうより、缶ごとに中身を確かめて袋分けしたほうが、元の集め方も伝わります。

仕分けは「使えるお金」と「収集品」の2つが軸
大量の古銭の中には、今も額面で使えるお金がけっこう混ざっています。ここを先に抜き出すと、残りの量がかなり減ることもありますよ。
財務省の案内では、今は作られていないけれど使える古い硬貨は9種類です。ギザのある10円や100円銀貨、穴のない50円などがここに入ります。
| 分け方 | 入る物の例 | その後の扱い |
|---|---|---|
| 今も使える古い硬貨 | ギザのある10円、100円銀貨、穴のない5円・50円、旧500円 | 年号を見てから、使うか査定に出すか決める |
| 今も使える旧紙幣 | 聖徳太子・伊藤博文・板垣退助などの日本銀行券 | 査定で聞くか、日本銀行で額面に引き換える |
| 1円未満の硬貨(銭・厘) | 明治〜昭和の1銭・10銭・50銭など | お金としては使えない。収集品として査定へ |
| 穴の開いた銭 | 寛永通宝・天保通宝など | 紐や缶のまま、穴銭を扱う店で査定へ |
| 外国・中国のお金 | 外国の硬貨やお札 | 扱っている店かどうかを先に確かめる |
1円未満のお金は、1953年12月31日限りで通用力を失っています。そのため、銭や厘の硬貨の値段は、収集品としての評価だけで決まります。
旧紙幣は、日本銀行によると今も25種類の銀行券が有効です。どれが使えるかは古いお金は使えるかで一覧にしています。
オリンピックの記念硬貨や小判・金貨が一緒に出てくることもあります。これらは古銭とは見られ方が別の話になるので、袋を分けておきましょう。
素材で分けるのは無理をしない範囲で
銀貨か銅貨かを見分けたくなる気持ちも分かります。ただ、量が多い時に素材まで一枚ずつ確かめるのは大変です。
100円銀貨のように、銀60%と公式に分かっている物だけ分けておけば十分です。迷う物は「よく分からない袋」にまとめて、査定でそのまま聞いてみましょう。
紐や缶のまま出していい?手を入れないほうがいい物
量が多いと、『きれいに並べ直してから持って行こう』と考えがちですよね。
でも、ここは手を入れないほうがいいところなんです。
- 紐に通された穴銭を、紐から外して数え直す
- サビや汚れを落とそうと、洗う・磨く・薬品につける
- アルバムやケースから出して、一つの袋にまとめる
- 鑑定書や付属のメモを、古銭と別にして捨てる
バイセルは公式に、無理なお手入れや紐に通すなどの整理をせず、そのまま出すのが高価買取のポイントだと案内しています。おたからやも、古銭は無理に掃除したり磨いたりせず、そのままの状態で持ち込むようFAQで案内しています。
触る時は、手袋をしておくと安心です。おたからやの公式ページでも、皮脂や汚れが付くと劣化が進むとして手袋での扱いを勧めています。
保管のしかたは古銭の保管方法と手入れで紹介しています。
まとめて査定に出すと何がいい?
『一枚ずつ別々に売ったほうが得なのでは』と思う方もいるでしょう。
量が多い時は、まとめて見てもらうほうが手間も時間もかかりません。各社も、まとめて持ち込むことを公式に案内しています。
- 種類が分からなくても、一度に見てもらえる
- 仕分けや一枚ずつの調べ物が少なくて済む
- 店によっては、まとめ売りで上乗せがある
- 種類と状態を一枚ずつ調べる必要がある
- 写真・出品・発送の手間が枚数分かかる
- 値段がつきにくい物が大量に残ることもある
おたからやは公式FAQで、祖父母の家から出てきた古いお金を「まとめたままお持ち込みください」と案内しています。買取大吉は、まとめて売ると査定額の上乗せも可能になると公式に書いています。
公式に出ている数字も見ておきましょう。バイセルの穴銭ページには、「寛永通宝など複数点」の買取金額4,660円(買取日2025年11月16日)という実績が載っています。
ただし、これはあくまで一例です。バイセルも、状態によっては値段が付かない物もあると注記しています。
大量にあっても値段の幅は大きい
量があるから高くなる、とは限りません。買取福ちゃんは、同じ名前の穴銭でも100円以下の物から数10万円以上の物まであると説明しています。
逆に言えば、大量の中に評価される物が混ざっている可能性もあります。だからこそ、自分で選り分けて捨てる前に、まとめて見てもらう価値があるんです。
量が多い時の査定の受け方と、確かめること
段ボールで何箱もある時は、持ち運ぶだけでも一苦労ですよね。そんな時は、家に来てもらう出張買取も選択肢になります。
重くて店まで運べそうにありません。家に来てもらっても大丈夫でしょうか?
出張に対応している会社は多いですよ。ただ、家で売る時だけの決まりもあるので、先に知っておきましょう。
| 受け方 | 向いている量・状況 | 確かめておくこと |
|---|---|---|
| 店頭に持ち込む | 袋数個で運べる量 | 予約が要るか、当日に金額が出るか |
| 出張で来てもらう | 箱が多く、運べない量 | 来る日時と会社名、費用がかからないか |
| 写真で先に相談する | 中身の見当をつけたい | LINEやフォームで受け付けているか |
なんぼやは古銭ページで、出張について「玄関先で大量査定も承ります」と案内しています。おたからやは、出張料・査定料・買取手数料がすべて無料と公式FAQに書いています。
家に来てもらって売る「訪問購入」には、法定の書面を受け取った日から8日以内のクーリング・オフの制度があります。店に持ち込んで売る場合は対象外なので、金額をよく確かめてから決めましょう。
- 種類ごとに分けた袋と、枚数のメモ
- 紐・缶・アルバムなど、出てきた時の入れ物
- 有効期限内の本人確認書類
- 鑑定書や、集めた人が残したメモ
当日は「段ボールに一箱あるんですが、全部見てもらえますか」と最初に伝えれば話が早いです。出張の流れは古銭の出張買取でくわしく紹介しています。
実際に見てもらうなら、査定の受け方を選べる店が便利
大量の古銭は、一つの店でまとめて見てもらえると片付けがぐっと進みます。
実は、古銭の相場を公的機関は出していません。最後は実物を見てもらって確かめるのがいちばん確実なんです。
おたからやは、店舗数2,120店舗以上(2026年11月時点・公式)で、店頭・出張・無料査定フェア・フォーム・LINEの5つの査定方法を案内しています。本物かどうか分からない古銭・古紙幣でも、そのまま持ち込んでよいと公式FAQにあります。
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古銭・古いお札の価値を査定で確かめる
寛永通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、旧紙幣、エラーコインも、まとめたまま査定してもらえます。磨かずにそのまま持ち込めばよく、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する古銭の買取価格は種類と状態で変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。
金額を聞いてすぐに決めきれない時は、「家族と相談します」と言って持ち帰っても構いません。買取の流れ全体は古銭の買取の進め方で紹介しています。

古銭が大量にある人のよくある相談
Yahoo!知恵袋にも、古銭が大量に出てきた人の相談がたくさんあります。よく見かけるものを3つ取り上げますね。
明治から昭和の1銭〜1円硬貨が大量にある。洗ってから売るべき?
洗わずにそのまま出すのがおすすめです。おたからやは、磨き傷や洗浄跡がつくと収集品としての評価に影響する場合があると案内しています。
汚れが気になっても、乾いた状態で袋に分けるだけにしておきましょう。
祖父が集めた古銭が大量にある。価値がある物が混ざっているか知りたい
集めた人がいる古銭は、アルバムや入れ物の分け方そのものに意味があることもあります。崩さずにそのまま見てもらうのがいちばんです。
種類ごとの価値の見方は、古銭の価値の決まり方で一覧にしています。
実家に大量の古銭がある。銀行で両替できる?
日本銀行は、今も使えるお金のうち、流通に不便な物を額面で引き換えています。本店と全支店で受け付けていて、手数料はかかりません。
ただ、引換えは額面が基準です。銭・厘の硬貨は1953年末で使えなくなっていて、寛永通宝などの穴銭も今使えるお金の一覧には入っていません。
今も使える硬貨でも、法貨として通用するのは額面価格の20倍までと法律で決まっています。大量にある時は、一度にまとめて支払いに使うのは難しいと考えておきましょう。
相続した古銭の扱いは、遺品や実家から出てきた古銭の扱いも参考にしてください。
よくある質問
古銭が大量にある時、一枚ずつ価値を調べる必要はありますか?
ありません。今も使えるお金を抜き出し、残りを種類ごとに袋分けしてメモしておけば、まとめて見てもらえます。
紐に通された寛永通宝は、外してから持ち込むべきですか?
外さずにそのまま出しましょう。バイセルは、紐に通すなどの整理をせず、そのまま出すよう公式に案内しています。
段ボールで何箱もあって運べません。
出張買取に対応している会社があります。家で売る訪問購入にはクーリング・オフの制度があることも覚えておきましょう。
大量の古銭を売ると税金はかかりますか?
1個または1組で30万円を超えるような高額な物を売った時は、税金がかかる場合があります。当てはまりそうなら税務署に確認しておくと安心です。
まとめ
- 大量の古銭は、調べるより先に分けるのが近道
- 今も使えるお金を抜き出し、残りは穴銭・銭や厘・外国のお金に袋分け
- 紐・缶・アルバムは崩さず、洗わず磨かずそのまま出す
- 量が多い時はまとめて査定に出し、運べなければ出張も検討
- 金額に迷ったら、その場で決めずに持ち帰ってもよい






