旧紙幣の買取|古いお札を売る前に知っておきたい値段と売り先

旧紙幣の買取の前に知っておきたいことを紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、造幣局・日本銀行・貨幣博物館・財務省・国税庁など公的機関の情報、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。買取店の参考価格は記事執筆時点の公式表記で、日々変わります。

古銭を見つけた人

祖父の遺品の箱に、古いお札がたくさん入っていました。聖徳太子のお札もあれば、見たことのない明治のお札もあります。どこで買い取ってもらえるんでしょう。

案内役

まずは、今も使えるお札と、もう使えない古いお札に分けてみましょう。この2つで、値段の考え方も売り先も変わってくるんです。

古いお札がまとまって出てくると、『銀行で買い取ってくれるの?』『どこに持っていけばいいの?』と迷いますよね。

結論から言うと、旧紙幣の買取は古紙幣を扱う買取店や古銭商に相談するのが基本です。今も使えるお札は額面が値段の下限の目安になり、使えないお札は収集品としての評価だけで値段が決まります。

この記事では、旧紙幣を売る前に知っておきたい値段の考え方と、売り先の選び方を順番に紹介します。

目次

旧紙幣の値段は「今も使えるか」で考え方が変わります

旧紙幣の買取でまず大事なのは、そのお札が今も有効かどうかです。ここが分かると、査定額を聞いた時に高いか安いかを判断しやすくなります。

値段の考え方の基本

今も使える旧札は、額面が値段の下限の目安です。もう使えない古紙幣は額面がないので、収集品としての評価だけで値段が決まります。

お札の種類例値段の考え方売らない時の選択肢
今も使える旧札聖徳太子・伊藤博文・岩倉具視・板垣退助などの券額面が下限の目安。状態や番号で上に見られることがある日本銀行で額面どおりに引き換え
もう使えない古紙幣1円未満の銭のお札、明治の政府紙幣・国立銀行紙幣など収集品としての評価だけで決まる手元に残す

1円未満のお札は1953年12月31日限りで、明治の政府紙幣と国立銀行紙幣は1899年に通用停止になっています。こうしたお札は、今のお金には替えられないんです。

手元のお札が有効かどうかは、財務省と日本銀行の一覧で確かめられます。一覧は旧紙幣の価値一覧にもまとめています。

今も使える旧札と使えない古紙幣の値段の考え方を示す図解

旧紙幣が額面より高く売れるのはどんな時?

『今も使えるお札なら、額面以上にならないのでは』と思う方もいますよね。実は、残り方によっては額面より上に見られることがあります。

額面以上になるかもしれない旧札
  • 折り目・しわ・汚れのないピン札
  • 銀行の帯が付いたままの束
  • 番号が途切れず続いた連番
  • ゾロ目や若い番号など目立つ記番号
  • 発行の古い券や、発行期間が短かった券

逆に、折り目のある使用済みの券は、額面に近い評価になりやすいと考えておきましょう。その場合は、売るより銀行で替える方が手間が少ないこともあります。

もう使えない明治・大正の古紙幣は、種類や状態で評価が大きく変わります。古い時代のお札の見方は明治・大正・戦前の古紙幣の価値で紹介しています。

折り目や汚れがあっても売れる?

痛みのあるお札でも、査定の対象になることはあります。おたからやは、破れや折れがある古紙幣でも年代や種類によっては査定対象になると公式FAQで答えています。

ただ、破損の程度や保存状態で評価は変わるとも書かれています。きれいにしようとして手を加えず、そのままの状態で見てもらいましょう。

公式に出ている旧紙幣の参考価格

旧紙幣の買取価格を先に知りたいですよね。公的機関は古いお札の相場を出していませんが、いくつかの買取店は公式サイトで参考価格を出しています。

品目(公式の表記)参考価格出典と注記
古い紙幣 聖徳太子 1,000円1,000円買取大吉公式の古い紙幣の買取参考価格(日付表記なし・2026年11月4日に公式サイトで確認)
古い紙幣 聖徳太子 1,000円 ピン札1,500円同上
古い紙幣 高橋是清 50円 ピン札1,500円同上
古い紙幣 大黒一円紙幣8,000円同上
旧兌換銀行券1円(大黒1円)〜1.275万円バイセル公式の古銭の買取相場(2025年11月時点の参考価格・未使用で揃っている場合の上限表記)
明治通宝1円〜1.5万円同上

買取大吉の価格は、買取金額を保証するものではないと注記されています。バイセルの価格も、状態によって大きく変わる場合があると書かれています。

この表から読み取れること

聖徳太子の千円札は、普通の状態なら額面どおり、ピン札なら少し上という並びです。額面を大きく超えるのは、明治の古い券や、未使用で条件のそろった物だと分かります。

なお、おたからやは古銭・古紙幣の参考価格をすべて問い合わせ制(ASK)にしています。各社の価格表の読み方は古銭の買取価格一覧で詳しく紹介しています。

旧紙幣の買取はどこに頼む?店ごとの扱いの違い

旧紙幣を売る先は、古紙幣を扱う買取店、古銭商、オークションやフリマなどです。この記事では、相談しやすい買取店を中心に見ていきます。

古銭を見つけた人

買取店ならどこでも、古いお札を見てもらえるんですか?

案内役

店によって扱いが違います。特に、今も使える旧札を扱うかどうかは店ごとに分かれるので、先に確かめておくと安心ですよ。

会社公式サイトにある旧紙幣まわりの扱い(2026年11月4日確認)
おたからや古銭・古紙幣のページあり。店頭・出張・無料査定フェア・フォーム・LINEで査定
バイセル古銭ページに銀行券の参考価格あり。出張・店頭・宅配で査定
買取大吉古い紙幣の参考価格ページあり。店舗・出張・催事で査定
買取福ちゃん古銭ページに古紙幣の参考価格あり。出張・宅配・店舗で査定
大黒屋古紙幣は買取対象。ただし日本銀行のページに載っている有効な銀行券は買取不可

大黒屋の扱いは、店の方針の違いです。もう使えない古紙幣は対象で、今も使える旧札は対象外という分け方になっています。

古銭商に相談したい時は、日本貨幣商協同組合の加盟店名簿から近くの店を探す方法もあります。古銭商の選び方は古銭買取の専門店とはにまとめています。

よくある相談:銀行で買い取ってくれる?聖徳太子の5000円札はいくら?

ここでは、知恵袋でよく見かける旧紙幣の買取の相談を、要約して答えていきます。

相談1:古いお札や古銭は、銀行で買い取ってもらえる?

銀行は買取をする所ではありません。今も使える旧札なら、日本銀行の本店や支店で額面どおりに引き換えてもらえます。

額面以上の値段がつくかを知りたいなら、古紙幣を扱う買取店や古銭商の査定を受けることになります。引き換えの流れは旧札は銀行で交換できるかで紹介しています。

相談2:聖徳太子の5000円札の買取金額は?

聖徳太子の5000円札の値段は、確認した範囲では大手の公式サイトに出ていませんでした。今も有効なお札なので、5000円が下限の目安です。

ピン札や番号の気になる券なら、額面より上に見られることもあります。査定を受けて、額面と比べてから決めましょう。

相談3:折り目のあるゾロ目の千円札はいくらで売れる?

ゾロ目は収集家に注目されやすい番号です。ただ、折り目があると状態の評価に響くことがあり、いくらになるかは公的には分かりません。

折り目を伸ばそうとせず、そのまま査定に出してみてください。番号の見方はゾロ目・珍番号の紙幣の価値で詳しく紹介しています。

旧紙幣を売る前の準備と査定の受け方

旧紙幣の買取で損をしないためには、持ち込む前の準備が大切です。とはいえ、難しいことはありません。

旧紙幣を買取に出す前の準備の流れの図解
旧紙幣を売る前の準備
  1. 今も使える旧札と、使えない古紙幣に分ける
  2. ピン札・帯付きの束・連番・目立つ番号の券を別にする
  3. 束は帯を外さず、並び順もそのままにする
  4. 本人確認書類を用意する
  5. 有効な旧札も見てもらえるか、店に確かめてから持ち込む

古いお札が大量にある時は、全部を1枚ずつ仕分けなくても大丈夫です。おたからやは、祖父母の家から出てきた古いお金はまとめたまま持ち込むよう公式FAQで案内しています。

束は崩さずに

束をばらして数え直したり、輪ゴムで留め直したりすることです。帯や並びが崩れると、束だったことの見どころが伝わりにくくなります。

店で伝える時は、「今も使えるお札と、使えない古いお札が混ざっています。束は帯を外していません」と言えば十分です。

査定額は、今も使える券なら額面と比べて決めましょう。額面と同じなら、売らずに日本銀行で引き換えても損はありません。

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古銭・古いお札の価値を査定で確かめる

寛永通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、旧紙幣、エラーコインも、まとめたまま査定してもらえます。磨かずにそのまま持ち込めばよく、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

古銭の買取価格は種類と状態で変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。

箱ごと持ち出すのが大変な量なら、家に来てもらう出張査定も選べます。おたからやは査定料・キャンセル料がかからないと公式に書いていて、LINE査定で相談する方法もあります。

売り先の違いをもっと知りたい方は、古銭はどこで売るかも参考にしてください。

よくある質問

旧紙幣の買取に本人確認書類は要りますか?

多くの買取店が、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を用意するよう公式に案内しています。持ち込む前に、店のページで必要な物を確かめておきましょう。

軍票や外国の古いお札も買い取ってもらえますか?

大黒屋は古紙幣の買取対象に軍用手票を挙げていて、おたからやにも軍票や外国紙幣のページがあります。扱いは店ごとに違うので、査定の前に聞いておくと安心です。

旧紙幣を売ったら税金はかかりますか?

国税庁は、骨とうなどで1個または1組30万円を超える物の売却を、生活用動産の非課税から除くと説明しています。高額の査定が出た時は、税務署に確かめておきましょう。

査定額に納得できない時は断れますか?

店頭での査定なら、金額に納得できなければ売らずに持ち帰れます。おたからや・バイセル・買取大吉などは、キャンセル料がかからないと公式に案内しています。

まとめ

この記事の要点
  • 旧紙幣の値段は、今も使える券か、使えない古紙幣かで考え方が変わる
  • 今も使える旧札は額面が下限の目安で、ピン札や連番で上に見られることがある
  • 公式の参考価格は日付や注記ごと読み、最後は査定で確かめる
  • 大黒屋のように有効な旧札を扱わない店もあるので、先に確かめる
  • 束や並び順は崩さず、まとめたまま持ち込む

古いお札と一緒に硬貨や穴銭も出てきた方は、古銭の価値はどう決まるかから読んでみてください。

古銭の価値.jp

古銭の価値.jp 編集部

寛永通宝・天保通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、ギザ10や昭和の特年、エラーコイン、聖徳太子・伊藤博文などの旧紙幣について、価値の調べ方・見分け方・売り方を、公的機関の情報と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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