当サイトの記事は、造幣局・日本銀行・貨幣博物館・財務省・国税庁など公的機関の情報、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。買取店の参考価格は記事執筆時点の公式表記で、日々変わります。
古銭は専門店に見てもらったほうがいいと聞きました。でも近所に古銭屋さんが見当たらなくて、どこを探せばいいのか分かりません。
古銭屋さんは、駅前にふらっとあるお店ではないことが多いんです。探し方のコツと、総合買取店との使い分けを知っておくと迷いにくいですよ。
古銭買取の専門店に頼みたいけれど、どこにあるのか、普通の買取店と何が違うのか、分からないことが多いですよね。
結論から言うと、古銭の専門店は「種類が分かっていて、細かく見てほしい物」がある時に心強い相談先です。一方で、種類がバラバラで量が多い時は、総合買取店で先に全体を見てもらう方法もあります。
この記事では、古銭屋・コイン商の探し方と、行く前に確かめておきたいことを、古銭の価値の調べ方とあわせて紹介します。
古銭屋さん・コイン商ってどんなお店?
古銭屋さん(古銭商)やコイン商は、古銭や記念コイン、古い紙幣を専門に売り買いしているお店のことです。収集家向けに販売もしているので、買い取った古銭をコレクションとして次の人へ渡すのが主な仕事なんです。
『古いお金なのに、なぜ買い取ってもらえるの?』と不思議に思う方もいるでしょう。理由はシンプルで、古銭を集めている人がいて、種類や状態によって欲しがる人が変わるからです。
同じ名前の古銭でも、書体や鋳造の時期、保存状態で評価が変わります。こうした細かな違いを見分けて、収集品としての値段を考えてくれるのが専門店の強みです。
総合買取店との違い
総合買取店は、ブランド品や貴金属、骨とう品などと一緒に古銭も扱うお店です。全国に店舗があり、出張査定やLINE査定を用意している会社もあります。
どちらが上というより、得意な場面が違います。ざっくり分けると、次のような違いがあります。
| 比べる点 | 古銭の専門店(古銭屋・コイン商) | 総合買取店 |
|---|---|---|
| 主に扱う物 | 古銭・記念コイン・古紙幣が中心 | 貴金属やブランド品と一緒に古銭も |
| 店の数 | 少なめで、地域によっては近くに無い | 全国に店舗を持つ会社が多い |
| 向いている物 | 種類が分かっている物、書体などを見てほしい物 | 種類が分からない物、量が多い物 |
| 査定の受け方 | 店頭への持ち込みが中心の店が多い | 店頭・出張・LINEなどから選べる会社も |
| 行く前に | 扱う種類と予約の要否を電話で確認 | 古銭を扱う店舗か、方法ごとに確認 |

ここで書いた内容は一般的な傾向です。専門店にも出張に来てくれる店はありますし、総合買取店にも古銭にくわしい査定士がいる場合があります。
古銭の専門店はどこにある?探し方の手順
古銭の専門店は、看板を出さずに営業していたり、予約制だったりすることもあります。だから「近くを歩いて探す」より、先に調べてから動くほうが早いんです。
- 日本貨幣商協同組合の加盟店名簿で、住んでいる都道府県の加盟店を探す
- 近くに無ければ、隣の県の加盟店や、組合が主催する催しの予定を見る
- 地図アプリで「古銭 買取」「コイン 買取」と検索し、専門店と総合買取店を分けてメモする
- 気になる店に電話して、手元の古銭を扱っているか、予約が要るかを聞く
- 専門店が遠い時は、出張や宅配に対応する買取店も候補に入れる
日本貨幣商協同組合の加盟店から探す
日本貨幣商協同組合は、昭和44年8月に設立された、全国の貨幣商でつくる協同組合です。公式サイトには加盟店名簿が載っていて、「鑑定や買取のご相談も承ります」と案内されています。
ただし、名簿には加盟店の無い都道府県もあると書かれています。近くに見つからない時は、組合主催のイベント会場にある「無料鑑定・買取コーナー」も相談先になります。
組合の公式FAQでは、事務所では鑑定・買取を受け付けていないと案内しています。古銭を持って事務所を訪ねるのではなく、加盟店かイベント会場を使いましょう。
加盟店名簿は日本貨幣商協同組合の公式サイトで確認できます。
地図アプリで探す時のコツ
地図アプリで「古銭屋」と検索すると、古銭の専門店のほか、骨とう品店や質屋、総合買取店も一緒に出てきます。店名だけでは古銭を扱っているか分からないので、電話で聞いてから行くのが確実です。
電話では、こんな聞き方で十分です。
「祖父の家から寛永通宝と、昭和の硬貨、古いお札が出てきました。そちらで見てもらえますか。予約は要りますか」
専門店を選ぶ前に確かめておきたいこと
『専門店なら、どこでも安心して任せられるのでは』と思いますよね。ただ、扱う種類や査定の進め方は店ごとに違うので、行く前に少しだけ確かめておくと安心です。
- 手元の古銭(穴銭・明治の銀貨・昭和の硬貨・旧紙幣など)を扱っているか
- 予約が要るか、当日その場で金額を教えてもらえるか
- 査定料やキャンセル料がかかるか
- 預かって鑑定する場合、何日くらいかかるか
- 必要な本人確認書類は何か
店によって買取の対象が違う
古銭の買取対象は、店の方針で変わります。例えば大黒屋は、公式サイトで穴銭・アルミ銭やスズ銭・現行貨幣を買取の対象外としています。日本銀行のページに載っている今も有効な銀行券・貨幣も、買取不可と案内しています。
一方で、おたからや・バイセル・買取福ちゃん・買取大吉は、寛永通宝などの穴銭も査定の対象として紹介しています。これは良い悪いではなく、店が何を専門に扱うかの違いなんです。
その場で決めるか、預けて鑑定するか
専門店の中には、古銭を数日預かってから結果を知らせる店もあります。大黒屋の古銭買取は、店頭に持ち込んだ後、鑑定のため2〜3日ほど預かる流れと公式に書かれています。
その場で金額を聞きたいのか、時間をかけて見てほしいのかで、合う店が変わりますよ。
日本貨幣商協同組合の鑑定書は、全国の加盟店で受け付けています。鑑定料は有料で、鑑定品の価格が10万円未満なら11,000円(税込)、発行までは2週間〜2ヶ月です。くわしくは古銭の鑑定はどこでする?で紹介しています。
古銭の専門店に行く前の準備
専門店に持ち込む前に、手元の古銭をざっくり分けておくと、査定の説明がぐっと聞きやすくなります。とはいえ、自分で価値を決める必要はありません。
『一枚ずつ調べてから行かないと失礼かな』と心配する方もいますが、そこまでしなくて大丈夫です。種類ごとに分けて、状態をそのまま保つだけで十分なんです。
- 穴の開いた銭、明治〜戦前の硬貨、昭和の硬貨、紙幣の4つに大まかに分ける
- 磨いたり洗ったりせず、出てきた時の状態のまま袋やケースに入れる
- 古いケースや箱、鑑定書が付いていれば一緒に持っていく
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を用意する
磨かない・洗わないことは、おたからややバイセルなどの公式サイトでも注意として書かれています。サビや汚れがあっても、そのまま見てもらうのが基本です。
各社の公式の参考価格を事前に見ておきたい方は、古銭の買取価格一覧も参考にしてみてください。
旧紙幣を専門店に持ち込む時
聖徳太子や伊藤博文の旧紙幣は、日本銀行によると今も額面で使える有効な銀行券です。旧紙幣の買取専門店に見せる時は、「額面が最低ラインの目安」と考えておくと判断しやすくなります。
収集品として額面以上の評価がつきやすいのは、未使用の物や、記番号がそろっている物などです。
専門店が近くに無い時はどうする?
地方にお住まいだと、古銭の専門店まで車でかなり走らないと無い、ということもありますよね。そんな時は、出張査定や店頭査定を受け付けている総合買取店を先に使う方法があります。
- 近くの店舗や出張で、手軽に金額を聞ける
- 種類が分からない物をまとめて見てもらえる
- 金額を聞いてから、専門店に行くか考えられる
- 移動の時間と交通費がかかる
- 扱っていない種類だった時に持ち帰りになる
- 予約の調整に時間がかかることもある
例えばおたからやは、店頭・出張・無料査定フェア・フォーム・LINEの5つの査定方法を用意しています。査定料やキャンセル料はかからないと公式に案内しています。
本物かどうか分からない古銭・古紙幣でも、そのまま持ち込んでよいとしています。
まずは金額を聞いてみて、気になる物だけ専門店にも見てもらう、という順番でも遅くありません。
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古銭・古いお札の価値を査定で確かめる
寛永通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、旧紙幣、エラーコインも、まとめたまま査定してもらえます。磨かずにそのまま持ち込めばよく、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する古銭の買取価格は種類と状態で変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。
売る場所の選択肢を全部比べたい方は、古銭はどこで売る?で売り先ごとの違いを紹介しています。
古銭の専門店について、よくある相談
知恵袋などでも、古銭の専門店についての相談はよく見かけます。ここでは3つを取り上げて答えます。
古銭を売るのに、質屋か買取専門店に初めて行こうと思っています。行く前に気をつけることはありますか?
まずは電話で、古銭を扱っているかを聞いてみましょう。当日は磨かずにそのまま持って行き、本人確認書類を忘れないことが大事です。
初めて専門店に行く時の注意は?
初めてだと緊張しますよね。でも、査定を受けたからといって、その場で売る必要はありません。
金額を聞いたら「家族と相談してから決めます」と伝えて持ち帰っても大丈夫です。気になる物があれば、別の店でも見てもらって比べてみましょう。
旧一万円札は古銭商でいくらになる?
聖徳太子の一万円札は、日本銀行によると今も有効な銀行券です。なので、少なくとも額面の1万円の価値はあります。
収集品として額面以上になるかは、未使用かどうかや記番号で変わります。店によっては今も有効な銀行券を買取対象にしていないこともあるので、電話で先に聞いておくと安心です。
専門店で買い取った古銭は、何に使われるの?
専門店は、買い取った古銭を収集家に販売しています。だから、集めている人が多い種類や、状態の良い物ほど評価がつきやすいんです。
反対に、たくさん残っている種類は、店があまり在庫を必要としない場合もあります。価値の決まり方は古銭の価値はどう決まる?でくわしく紹介しています。

よくある質問
古銭の専門店とコイン商は同じですか?
呼び方の違いで、どちらも古銭や記念コインを専門に売り買いするお店を指すことが多いです。扱う種類は店ごとに違うので、電話で確かめてみてください。
日本貨幣商協同組合に古銭を送れば買い取ってもらえますか?
組合の事務所では鑑定・買取を受け付けていないと公式に案内されています。加盟店か、組合主催のイベントの無料鑑定・買取コーナーを利用しましょう。
昭和の硬貨も古銭の専門店で見てもらえますか?
扱う店は多いですが、現行貨幣を買取の対象外にしている店もあります。持ち込む前に、昭和の硬貨を見てもらえるか聞いておくと安心です。
専門店と総合買取店で、両方査定を受けてもいいですか?
問題ありません。査定料やキャンセル料が無料の店なら、金額を聞いて比べてから決められます。
まとめ
- 古銭の専門店(古銭屋・コイン商)は、種類が分かっている物を細かく見てほしい時に向いている
- 日本貨幣商協同組合の加盟店名簿で探せるが、加盟店の無い都道府県もある
- 組合の事務所では買取しないので、加盟店かイベント会場を使う
- 店ごとに買取対象が違うので、行く前に電話で確かめる
- 専門店が遠い時は、総合買取店で先に金額を聞く方法もある
古銭の売り方全体の流れは古銭の買取|売る前の準備でも紹介しています。






