古銭の買取価格一覧の見方|各社の参考価格と上限・ASKの違い

古銭の買取価格一覧の読み方を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、造幣局・日本銀行・貨幣博物館・財務省・国税庁など公的機関の情報、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。買取店の参考価格は記事執筆時点の公式表記で、日々変わります。

古銭を見つけた人

古銭の買取価格一覧を見比べていたら、同じお札なのに会社によって桁が違っていて混乱しています。

案内役

数字の前提が会社ごとに違うんです。「誰が、いつ、どんな状態を想定して出した数字か」を見れば、読み方が分かりますよ。

『うちの古銭、いくらになるんだろう』と思ったら、まずは古銭の買取価格一覧で見当をつけたいですよね。

結論から言うと、各社の一覧は「上限の目安」「参考価格」「実績」「ASK(問い合わせ)」と性格がばらばらです。数字そのものより、注記を先に読むのがコツなんです。

この記事では、各社が公式に出している参考価格を並べて、数字の読み方と、一覧から査定に進む手順を紹介します。

目次

古銭の買取価格一覧は4つの表記に分かれます

公的機関は古銭の相場を出していません。造幣局も、市場での価値については把握していないと回答しています。

だから、目にする金額はすべて各社が自分で出している目安です。表記の違いを先に押さえておきましょう。

一覧を見る前に確かめること

金額の横にある「時点」「上限か平均か」「どんな状態を想定しているか」の3つです。ここを読まずに数字だけ比べると、見当が大きくずれてしまいます。

表記主な会社(公式)数字の意味日付
「〜○万円」の上限バイセル未使用で全て揃っている場合の上限2025年11月時点
「〜○円」の上限買取福ちゃん古紙幣は完品の場合の金額相場表には日付なし
参考価格買取大吉店舗買取の参考価格日付なし
相場帯買取福ちゃんのコラム「数百円〜1万円」のような幅2026年3月21日掲載
ASKおたからや金額は非公開・問い合わせ制なし
古銭の買取価格一覧に出てくる上限・参考価格・相場帯・ASKの4つの表記を見分ける図解

各社が公開している古銭の参考価格

ここでは、各社の公式サイトに載っている数字を、出典と注記つきで並べます。日付の無い物は、2026年11月4日に公式サイトで確認した参考価格です。

古銭を見つけた人

寛永通宝や昭和の硬貨の値段も載っていますか?

案内役

載っている品目は会社によってかなり違います。ギザ10の公式価格は、調べた範囲ではどの会社にも見当たりませんでした。

硬貨・穴銭の参考価格

品目会社公式の金額注記
八咫烏50銭銀貨バイセル~100万円2025年11月時点・上限
旧一圓銀貨 明治3年バイセル~1.8万円2025年11月時点・上限
貿易銀バイセル~0.85万円2025年11月時点・上限
穴ずれ硬貨(50円玉)バイセル~1.275万円2025年11月時点・上限
寛永通宝(島屋文)買取福ちゃん10万円~30万円コラムの相場帯
寛永通宝(二水永)買取福ちゃん数千円~5万円コラムの相場帯
寛永通宝(松本銭)買取福ちゃん数百円~1万円コラムの相場帯
天保通宝(本座長郭)買取福ちゃん数百円コラムの相場帯

買取福ちゃんのコラムの表には「製品の状態によっては買い取れない場合がございます」と注記があります。

古紙幣の参考価格

品目会社公式の金額注記
聖徳太子 1,000円 ピン札買取大吉1,500円参考価格・日付なし
聖徳太子 1,000円買取大吉1,000円参考価格・日付なし
日本銀行券A号100円 聖徳太子 1枚買取大吉100円参考価格・日付なし
高橋是清 50円 ピン札買取大吉1,500円参考価格・日付なし
番号ゾロ目紙幣(1万円札)バイセル~1.445万円2025年11月時点・上限
明治通宝1円買取福ちゃん〜21,600円完品の場合・日付なし

今も使える旧紙幣は、額面が下限の目安になります。聖徳太子の1,000円札が1,000円という参考価格は、その考え方どおりの数字です。

おたからやは、古銭・古紙幣の参考価格をすべて「ASK」としていて、金額を公開していません。公式ページには「時期や相場により変動致しますので、お問合せ下さい」とあります。

同じ古銭でも、会社で数字が何倍も違うのはなぜ?

一覧を見比べると、同じ品目なのに数字が大きく違うことがあります。ここが一番とまどうところですよね。

品目バイセル買取福ちゃん買取大吉
改造兌換銀行券5円(分銅5円)~10万円〜432,000円1,000円
旧兌換銀行券1円(大黒1円)~1.275万円〜216,000円8,000円
想定している条件未使用で全て揃っている場合の上限完品の場合店舗買取の参考価格

『じゃあ、一番高い会社に売ればいいのでは』と思うかもしれません。

ただ、バイセルの上限は「未使用新品、全て揃っている場合」を想定した数字です。買取大吉の参考価格には、そうした状態の条件は書かれていません。

つまり、数字の差は会社の差というより、想定している状態の差なんです。手元の物が使用済みなら、上限の数字に届くことは少ないと考えておきましょう。

上限表記・相場帯が役立つ場面
  • 手元の物が「大化けする可能性があるか」をつかむ
  • 名前が同じでも種類で値段が違うと知る
  • 査定で何を聞けばよいかの見当をつける
上限表記を当てにしすぎた時
  • 使用済みでも同じ値段だと思い込む
  • 提示額が低すぎると感じて判断を誤る
  • 日付が古い数字を今の値段と思う

「買取実績」の金額はどう読む?

参考価格とは別に、過去に買い取った例を「買取実績」として載せている会社もあります。実際に支払われた金額なので、つい自分の古銭に当てはめたくなりますよね。

ただ、実績の多くは何点かをまとめた合計の金額です。1枚あたりの値段ではない点に気をつけておきましょう。

実績の内容(公式の表記)会社金額買取日・方法
寛永通宝など複数点バイセル4,660円2025年11月16日・店頭買取
50円硬貨(エラーコイン)など複数点バイセル86,300円2026年3月11日
明治通宝 金壹圓/半圓/二十銭/拾銭 旧紙幣 計27点買取福ちゃん44,000円2026年7月12日・出張買取

バイセルの実績の注記には「状態によってはご希望の金額に添えないもの、お値段が付かないものもございます」とあります。

実績の金額を見る時のチェック
  • 何点まとめた金額かを確かめた
  • 買取日がいつかを確かめた
  • 手元の物と種類・状態が近いかを考えた
  • 1枚あたりに割って考えすぎていない

例えば「寛永通宝など複数点で4,660円」なら、穴銭をまとめて出すとこのくらいの例もある、という見当になります。1枚ずつの値段は、査定で聞いてみてください。

古銭の買取価格についてのよくある相談

Yahoo!知恵袋にも、古銭の買取価格についての相談が多く寄せられています。3つ取り上げて答えてみますね。

古銭はどこで売っても相場は同じ?店で何倍も違うことはある?

店によって金額が違うことは、十分にありえます。上の表のとおり、公式に出ている数字でさえ会社ごとに大きく違うんです。

店ごとに得意な分野や販売先が違うので、同じ物でも見方が変わります。迷った時は、同じ物を2つ以上の店で見てもらうと安心です。

旧一万円札は、古銭商だといくらで買い取ってもらえる?

聖徳太子の一万円券は、日本銀行の一覧に入っている今も有効な銀行券です。だから、額面の1万円が下限の目安になります。

額面より高くなるかは、未使用かどうかや記番号で変わります。この券の公式の参考価格は、調べた範囲では見当たりませんでした。

明治以降の十銭や五十銭の相場を知りたい

一覧に載っているのは、八咫烏50銭銀貨のように特に注目される品目が中心です。ふだん目にする十銭や五十銭の公式価格は、調べた範囲では見当たりませんでした。

こうした硬貨は、まとめて査定に出して聞くのがいちばん早い方法です。

古銭の買取価格一覧で見当をつけてから査定で今の金額を確かめるまでの流れの図解

一覧で見当をつけたら、査定で今の金額を確かめる

『一覧の数字が分かったから、もう十分』と感じる方もいるかもしれません。

ただ、一覧の数字はあくまで出発点です。最後は実物を見てもらって、今の金額を聞くしかありません。

一覧から査定へ進む手順
  1. 手元の古銭の名前と枚数をメモする
  2. 一覧で近い品目を探し、表記と日付を確かめる
  3. 磨かず洗わず、そのままの状態で査定に出す
  4. 金額の内訳を聞き、一覧の数字と比べる
  5. 迷ったら別の店でも聞いて決める

おたからやのように価格をASKにしている会社では、査定で聞くのがそのまま価格を知る手段になります。おたからやは、査定料・キャンセル料が無料で、店頭のほか出張やLINEでも査定を受け付けていると公式に案内しています。

古銭を見つけた人

一覧に載っていない古銭ばかりなんですが、それでも査定に出していいんでしょうか。

案内役

もちろんです。一覧に載るのは一部の品目だけなので、載っていないから値段がつかないとは限りません。まとめて見てもらいましょう。

PR|古銭・古紙幣の買取

古銭・古いお札の価値を査定で確かめる

寛永通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、旧紙幣、エラーコインも、まとめたまま査定してもらえます。磨かずにそのまま持ち込めばよく、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

古銭の買取価格は種類と状態で変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。

一覧の数字と提示額が違った時は、「この一覧の数字とは、どこが違いますか」と聞いてみてください。状態や付属品など、差の理由を説明してもらえると納得しやすくなります。

買取の流れ全体は古銭の買取の進め方で、売り先ごとの違いは古銭をどこで売るかで紹介しています。種類ごとの価値の目安は古銭の価値の決まり方もあわせて見てみてください。

よくある質問

古銭の買取価格一覧の金額で売れますか?

一覧の金額は各社の目安で、実際の買取価格を保証するものではありません。状態や付属品で変わるので、査定で確かめましょう。

日付の無い参考価格は、今も同じ金額ですか?

今も同じとは限りません。日付が無い数字は、確認した日を控えておき、査定の時に今の金額を聞くのが確実です。

買取実績に載っている金額と同じ値段で売れますか?

実績は過去の一例で、何点かをまとめた合計のことも多いです。種類や状態、時期が違えば金額も変わるので、目安として見ておきましょう。

おたからやの古銭の買取価格はどこで分かりますか?

おたからやは古銭・古紙幣の参考価格をASKとしていて、金額を公開していません。フォームやLINE、店頭での査定で聞く形になります。

まとめ

この記事の要点
  • 古銭の買取価格一覧は、上限・参考価格・相場帯・ASKの4つの表記に分かれる
  • 数字より先に、時点と想定している状態の注記を読む
  • 同じ品目でも会社で何倍も違うのは、想定の条件が違うため
  • 今も使える旧紙幣は、額面が下限の目安
  • 一覧は見当をつける出発点で、今の金額は査定で確かめる
古銭の価値.jp

古銭の価値.jp 編集部

寛永通宝・天保通宝などの穴銭、明治〜昭和の硬貨、ギザ10や昭和の特年、エラーコイン、聖徳太子・伊藤博文などの旧紙幣について、価値の調べ方・見分け方・売り方を、公的機関の情報と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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