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お釣りでもらった平成13年の50円玉が、レアな年だと聞きました。平成の硬貨にも珍しい年ってあるんですか?
ありますよ。平成や令和にも、昭和の特年よりずっと製造枚数が少ない年があるんです。額面ごとに見ていきましょう。
『平成の硬貨なんて新しいから、レアなんて無いでしょ』と思っていた方もいるかもしれません。
結論から言うと、平成の硬貨でレアな年は、50円・100円の平成13年前後と、1円・5円・50円の平成22〜25年に集まっています。令和に入ってからも、1円・5円・50円は少ない年が続いています。
ここでは、造幣局の数字をもとに額面別の少ない年を一覧にして、見つけた時にどうすればいいかを紹介します。
平成・令和の硬貨で製造枚数が少ない年の一覧
まずは全体像からです。造幣局の「年銘別貨幣製造枚数」をもとに、平成と令和の中で特に少ない年を額面ごとに並べました。
1円・5円・50円は「千枚単位で3桁」、つまり数十万枚の年があります。一方で10円や500円は、少ない年でも数千万枚以上作られています。
| 額面 | 平成・令和で少ない年(千枚) | 枚数に直すと |
|---|---|---|
| 1円 | 平成30年 440/平成23年 456/令和5年 463 | 44万〜46万枚ほど |
| 5円 | 平成23年 456/令和5年 463/平成22年 510 | 45万〜51万枚ほど |
| 10円 | 令和5年 27,927/平成25年 100,892 | 約2,793万枚〜 |
| 50円 | 平成23年 456/令和5年 463/平成22年 510 | 45万〜51万枚ほど |
| 100円 | 平成13年 8,024/平成14年 10,667 | 約802万枚〜 |
| 500円 | ニッケル黄銅 令和元年 76,956/白銅 平成4年 88,130 | 約7,696万枚〜 |
出典は造幣局「年銘別貨幣製造枚数【令和7年銘】」です(単位は千枚・2026年11月4日に確認)。

造幣局によると、製造枚数は財務省が市中の流通状況などを見ながら年度ごとに決めています。なぜその年が少ないのかを個別に説明した公式の記述は見当たらないので、ここでは数字だけをお伝えしますね。
平成12年・13年の50円玉と、平成13年の100円玉
平成の硬貨で、最初に「少ない」と話題になりやすいのがこのあたりです。
平成12年の50円玉の価値も気になります。平成13年と比べてどうですか?
平成12年の50円は7,026千枚、平成13年は8,024千枚です。どちらも平成の前半としてはとても少ない年なんですよ。
| 年銘 | 1円 | 5円 | 50円 | 100円 |
|---|---|---|---|---|
| 平成11年 | 67,120 | 60,120 | 59,120 | 179,120 |
| 平成12年 | 12,026 | 9,030 | 7,026 | 172,026 |
| 平成13年 | 8,024 | 78,025 | 8,024 | 8,024 |
| 平成14年 | 9,667 | 143,662 | 11,667 | 10,667 |
| 平成15年 | 117,406 | 102,406 | 10,406 | 98,406 |
単位は千枚です。平成13年の100円玉は8,024千枚で、白銅の100円玉の中では昭和64年(表では0)に次いで少ない年になります。
50円は平成12年から平成21年まで、ほぼ毎年1,000万枚前後かそれ以下でした。平成12年の50円玉を見つけたら、平成13年の物と一緒に取り分けておいて損はありません。
平成22〜25年と令和の1円・5円・50円
平成の硬貨でいちばん数字が小さいのが、平成22〜25年の1円・5円・50円です。令和に入ってからも、同じくらい少ない年が続いています。
| 年銘 | 1円(千枚) | 5円(千枚) | 50円(千枚) |
|---|---|---|---|
| 平成22年 | 7,905 | 510 | 510 |
| 平成23年 | 456 | 456 | 456 |
| 平成24年 | 659 | 659 | 659 |
| 平成25年 | 554 | 554 | 554 |
| 令和4年 | 574 | 574 | 574 |
| 令和5年 | 463 | 463 | 463 |
| 令和6年 | 511 | 511 | 511 |
| 令和7年 | 595 | 595 | 595 |
例えば平成23年の456千枚は、約45万6千枚です。昭和の1円玉が毎年数億枚作られていたのと比べると、桁がまるで違いますよね。
実は1円玉の平成28年〜31年や令和元年〜3年も、すべて千枚単位で3桁です。1円・5円・50円で「平成の後半から令和」の年号を見たら、一度は数字を確かめてみる価値があります。
財布で使った物は額面の扱いになりやすく、価値が見られやすいのは未使用の物です。ケースに入った貨幣セットの例では、買取福ちゃんの公式の相場表(日付表記なし・2026年11月4日に確認)に「2019年 令和元年プルーフ貨幣セット 銘版あり 〜14,700円」という上限の表記がありました。
平成元年の500円玉や、平成31年と令和元年は?
平成元年や改元の年は、それだけで珍しく感じますよね。ここは数字で見ると落ち着いて判断できます。
平成元年の500円玉(銀色)の価値
平成元年の500円玉は、銀色の500円白銅貨です。銀色に見えますが銀は入っておらず、素材は銅75%・ニッケル25%です。
製造枚数は192,852千枚(約1億9,285万枚)と多めです。平成元年の硬貨の価値として500円を見るなら、使い込まれた物は額面の500円が土台と考えておきましょう。昭和の500円玉の少ない年は昭和の500円玉の価値で紹介しています。
平成31年と令和元年はどちらが少ない?
どちらも2019年ですが、造幣局の表では別々に数えられています。
| 額面 | 平成31年(千枚) | 令和元年(千枚) |
|---|---|---|
| 1円 | 566 | 502 |
| 5円 | 16,946 | 20,574 |
| 50円 | 1,118 | 42,502 |
| 100円 | 302,006 | 58,614 |
| 500円(ニッケル黄銅) | 126,164 | 76,956 |
令和元年の500円は76,956千枚で、ニッケル黄銅の500円の中ではいちばん少ない年です。一方、平成31年の50円は1,118千枚で、令和元年よりずっと少なくなっています。
よくある相談:平成の硬貨は額面以上になる?
知恵袋で見かける平成の硬貨の相談を、要約して答えていきます。
相談1:平成元年の1円玉は、1円以上の価値がある?
平成元年の1円玉は2,366,970千枚(約23億6,697万枚)作られていて、平成の中でもとても多い年です。数字の上では、使い込まれた物が額面を超えるのは難しいと考えておきましょう。
相談2:平成22年の1円玉は特年?使用済みで傷もある
平成22年の1円は7,905千枚で、平成23年(456千枚)ほどではありませんが少ない年です。ただ、傷のある使用済みの物は、額面の扱いになりやすいのが正直なところです。
捨てたり使ったりする前に、まとめて袋に入れて取っておく、くらいの気持ちで十分ですよ。
相談3:平成25年の10円玉は特年扱いと聞いた。本当?
平成25年の10円は100,892千枚で、ギザなしの10円の中では令和5年(27,927千枚)に次いで、平成・令和で2番目に少ない年です。ただ、約1億枚作られているので、1円や50円の少ない年とは桁が違います。
10円玉の年ごとの見方は昭和の10円玉の価値も参考にしてみてください。
平成・令和のレアな年の硬貨を見つけたら
少ない年の硬貨を見つけても、慌てて売る必要はありません。今もどれも使える硬貨なので、まず取り分けて、状態を守ることから始めましょう。
- 年号をルーペで見て、少ない年かどうかを表と見比べる
- 少ない年の物は、ほかの硬貨と分けて1枚ずつ袋に入れる
- 磨いたり洗ったりせず、そのままの状態で取っておく
- 未使用の物や貨幣セットがあれば、査定で金額を聞いてみる
- 使い込まれた物は、ふつうの硬貨として使う

ただ、平成・令和の硬貨は今のお金と同じ種類なので、店によっては扱いが違います。例えば大黒屋は、現行貨幣を買取の対象外と公式に案内しています。
査定を頼む時は「平成の1円・50円で少ない年の未使用の物があります」と先に伝えて、見てもらえるか確かめておくと話が早いですよ。
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古い硬貨をまとめて相談したい時は、古い硬貨の買取も参考になります。
よくある質問
平成の硬貨でいちばん製造枚数が少ないのは何ですか?
平成では、1円の平成30年(440千枚)がいちばん少なく、次が1円・5円・50円の平成23年(各456千枚)です。
平成13年の50円玉は何枚作られましたか?
造幣局の表では8,024千枚(約802万枚)です。平成12年は7,026千枚で、さらに少なくなっています。
平成の少ない年の硬貨はお店で使えますか?
使えます。平成・令和の硬貨は今のお金と同じ種類なので、額面どおりに使えます。
令和の硬貨にもレアな年はありますか?
あります。令和5年は1円・5円・50円が各463千枚、10円が27,927千枚と少なく、令和元年の500円も76,956千枚と少なめです。
まとめ
- 平成のレアな年は、50円・100円の平成13年前後と、1円・5円・50円の平成22〜25年
- 令和に入っても1円・5円・50円は千枚単位で3桁の年が続く
- 平成元年の500円玉は銀色の白銅貨で、製造枚数は多め
- 価値が見られやすいのは未使用の物や貨幣セット
- 見つけたら磨かずに取り分け、扱う店を確かめて査定へ
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